Month: December 2017

BRIEF OBSERVATION 2

最近思うこと2

私もパートナーも、狭く深い人間関係を好む。2人とも頑固で口数少ない職人気質で、巧みな会話術も、ぎらぎらしたマーケティング能力も、持ち合わせていない。無理に変えようとも思わない。よって、周囲には公私共に、そんな私たちの真面目で不器用な性格の、良き理解者が集まる。とても貴重な存在だ。会社経営者となれば仕事上の付き合いも増えるが、それでもむやみに広く浅い付き合いはせず、慎重に選んでいる。交友ある人々は、基本精神に共感を持ち、人間として尊敬する人たちだ。そういう人たちの輪が、水面にできる波紋のように世界中に広がっていく。時には自分たちも波紋を作ったり、他の人の波紋の中に加えてもらえることを幸運に思う。

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BRIEF OBSERVATION 1

最近思うこと1

商用でSNSを始めた時、友人たちは驚き、口を揃えて「不特定多数を相手にすることで、心無い中傷などでストレスをためて体調を崩さないように」と心配し、半ば脅されて、正直なところびくびくしていた。それから数年が経過した。SNSでの苦い経験談を多く聞く一方、幸いにも私たち自身は不愉快な経験はほとんどなく、ほっとしている。SNSも上手く利用すれば、国境を越えた新しい出会いとビジネスチャンスに恵まれる。今も顔の見えない相手に対しては殊更慎重だが、頭ごなしに否定せず、開かれた精神と冷静な判断力を失わずにいたい。

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PHILATELY

クリスマス記念切手

今年はイタリア郵便にしては珍しく、首都ローマ本局から届くクリスマス記念切手が、フィレンツェ中央郵便局でもきっちり発売日から入手可能だったのに、のんびりしていたら準備が遅れてしまった。というわけで、休暇中にクリスマスカードを書いている。正月に慌てて年賀状を書くようなものだ。年賀状と違い、本当はクリスマス前に届かないと邪道なのだが、筆を執る気持ちが大切なのであって、遅れても受け取る相手はきっと許してくれるはず、と心の中で言い訳をしながら筆を走らせている。

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photo: Italian stamps issued in 2017.

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FLORENTINE CHRISTMAS LOG

The origin of the Florentine Christmas Log dates back to the Middle Ages. It was a custom mainly among farmers. Initially they were simple tree trunks collected from the woods. The best one was then put on the fire to burn on Christmas Eve. If it was still burning on the morning of the 25th, it was considered a sign of prosperity for the coming year.

In time, tradition changed and it became common to construct the pyramidal framework which we know today. It was made up of three poles, four pine cones and triangular shaped shelves. These were then decorated with ribbons and dried fruit. More elaborate ones were embellished with toys, dates, pieces of panforte and the Nativity Crib was displayed on the lowest shelf.

Half way through the 19th century it disappeared, but thanks to the English community resident in Florence, it reappeared briefly in the 20th century.

The Florentine Christmas Log is a symbol of unity, family, strength and positivity.

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Photo: Custom hand-crafted Florentine Christmas Log by Maestro Omero Soffici.

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CEPPO FIORENTINO

Le origini del CEPPO FIORENTINO risalgono al medioevo. Era una usanza principalmente contadina. Inizialmente erano dei semplici tronchi d’albero cercati nei boschi. Una volta scelto il migliore, veniva messo nel caminetto alla Vigilia di Natale. Se la mattina del 25 dicembre ardeva ancora, era segno di prosperità per l’anno nuovo.

Nel corso del tempo si trasforma nella struttura piramidale che c’è ancora oggi, composta da tre pali, quattro pigne e piani di forma triangolare. Venivano addobbati con festoni e frutta secca, mentre per quelli più preziosi venivano arricchiti con giocattoli, datteri e pezzi di panforte, insieme al Presepio allestito al piano inferiore.

Nella metà del XIX secolo scompare, per poi ritornare all’inizio del XX secolo anche se per un breve periodo, grazie all’interessamento della comunità inglese residente a Firenze.

Il ceppo è simbolo di unità, famiglia, forza e positività.

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foto: Ceppo Fiorentino intagliato, dorato e colorato a mano da Maestro Omero Soffici.

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CEPPO FIORENTINO

チェッポ・フィオレンティーノ

フィレンツェの農村部で発祥。起源は中世まで遡る。農民の間に始まった慣わしで、原型は大木の切り株だった。重要な年中行事で、数か月かけて森で立派なものを吟味し、親戚一同で話し合い、よりすぐりを決定する。イヴの夜、暖炉に入れて点火し、翌朝まで火が灯っていたら、翌年は豊作、健康安全、子孫繁栄、幸運を意味した。

やがて都市部に伝わり、時代と共に形状変化する。3本の棒をピラミッド状に立て、三角形の台がつき、頂点と底点の4カ所に松ぼっくり形の装飾という現在残っている構造になった。リボンや蝋燭で飾られドライフルーツが置かれた。裕福な家庭ではより豪華で、玩具や高級菓子、面積の広い最下段にプレゼピオが置かれた。

19世紀頃までに徐々に忘れられ、北欧伝来のクリスマスツリーが主流になった。20世紀初頭、英国人歴史家が英国雑誌にチェッポに関する記事を書いたことから、当時フィレンツェ在住の英国人コミュニティを中心に一時的に関心が高まるものの、定着しなかった。

チェッポは融合、団結、家族の絆、力、善の象徴であり、フィレンツェの生活に欠かせない冬の風物詩だった。今日、チェッポ・フィオレンティーノを知らないフィレンツェ人は多い。アトリエでは今年も伝統を守り12月8日から1月6日までチェッポを飾る。このふたつのキリスト教の祝日に挟まれた期間が、伝統的に正式なクリスマス祭の期間である。貴い伝統文化を見直すきっかけになりたいと願っている。

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写真:木彫り芸術のマエストロ、オメロ・ソッフィチ氏の作品。

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CEPPO FIORENTINO

クリスマスの風物詩

クリスマスまで4日、師走も残すことろわずかとなった。フィレンツェのクリスマスで連想するのが、キリスト誕生シーン「プレゼピオ」と「チェッポ・フィオレンティーノ」。チェッポ・フィオレンティーノは名称から分かる通り、フィレンツェ発祥でありながら、今日では存在を知らないフィレンツェ人も多い。伝統復活の火付け役になりたいとひそかに思っている。写真のチェッポは、トスカーナ州サン・カッシャーノ・ヴァル・ディ・ペーザのマエストロ、オメロ・ソッフィチ氏に半年かけて特注で制作してもらったもので、家宝のように大切にしている。

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ARTISTIC INSPIRATION

Outstanding craftsmanship.

Bespoke menswear and accessories by ANSNAM, Shirokanedai, Tokyo, Japan.

東京の思い出6・白金台のアトリエ

白金台駅から程近い、パリを思わせるアトリエの美しい空間が印象的な「ANSNAM」。オーダーメイドの紳士服を中心に手掛ける。一切の妥協のない質の高い確かな仕事と、生地やボタンなど材料へのこだわりが半端でない。研ぎ澄まされた正真正銘の職人魂を感じ、全てがジェニアーレ(天才的)だった。私たちにとって、卓越した芸術家との出会いはとても貴重で、専門分野を異にしても無限のインスピレーションを得た。洋服をオーダーすることがあれば、迷わず彼らにお願いするだろう。

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ARTISTIC INSPIRATION

Visiting Mitsubishi Ichigokan Museum, Marunouchi, Tokyo, Japan.

東京の思い出5・三菱一号館美術館

真鶴の友は、日本全国の美術館のミュージアムショップを手掛ける仕事をされている。イタリアも日本も企業を相手に仕事をすると、会社の規模と創業年数と知名度だけで判断され、仕事の質は無視されることが多く、私たちミクロ企業は不条理な待遇を受けることが多い中、彼らは数少ない例外で、初めて話をした時から特別な存在だった。彼らの活躍の理由は、実績だけでなく、人間的側面も大きいと思う。会社経営者として尊敬し目標としている。彼らがミュージアムショップ「STORE1894」を手掛ける丸の内の三菱一号館美術館を案内していただいた。イタリアの美術館にはないエネルギーを感じた。

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ARTISTIC INSPIRATION

Short trip to Manazuru, Kanagawa, Japan.

東京の思い出4・真鶴の友とイタリアの香り

真鶴のお2人とは今まで、国際電話とスカイプで仕事の話を1回ずつ、メールとFBのやりとりを数年、会ったことはないのに、勝手に私たちは親しみを持っていた。帰郷の話をしたら、旧友のごとく自宅に招いてくださった。フィレンツェを発って2週間、そろそろ伊料理が恋しいはずと、何とも粋な計らいで、その朝地元で水揚げされたばかりの新鮮な魚を贅沢に使った料理を披露してくださった。欧州を思わせる邸宅のキッチン一杯に広がるオリーブオイルとニンニクの香り、食後のカフェの味に、フィレンツェにいる錯覚を覚えた。この日は話に夢中で写真を撮り忘れた。大切な思い出は心の中にしまっておこう。

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