NEW COLLECTION “SCAGLIOLA BOX”

新作「スカリオーラ・ボックス」について6

ビアンコ・ビアンキ社の取引先である米国の大手デパートでは、今年のテーマが「海と青」だったそうだ。海だから青という発想は、何て平凡で想像力に欠けるのだろう、と心の底で思ったら、他のイタリア人も皆同じ意見で苦笑した。魚、貝、珊瑚には、赤、橙、ピンク、黄、緑、白、黒、茶、銀だってあるのにね、という話で、それなら意表をついて、海がテーマで、欧米人が好きな赤を基調としたオブジェを作ろうということになった。

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NEW COLLECTION “SCAGLIOLA BOX”

新作「スカリオーラ・ボックス」について5

欧州各地で開催される家具と室内装飾の国際展示会の数年来の傾向として、石と金属、革と金属、木と金属など、複数の異なるマテリアルを組み合わせた作品を多く見かける。個々の職人レベルで見ると、そのような取り組みは何年も前から見受けられる。私たちも、製本の基本素材である革、紙、布に、真鍮、銀、ガラス、木などを組み合わせる試みは、アトリエ創業前から10年以上行っている。石+革+木+金属を用いた「スカリオーラ・ボックス」を機に、よりモダンなデザインと色合いの作品にも挑戦したい。

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NEW COLLECTION “SCAGLIOLA BOX” 3

COLLABORATION BIANCO BIANCHI + ATELIERGK FIRENZE

新作「スカリオーラ・ボックス」3

ビアンコ・ビアンキ+アトリエGKコラボ作品

材料:フィレンツェ製スカリオーラパネル、トスカーナ製特注木箱、

トスカーナ産仔牛革とスエード、イタリア製中性紙と厚紙。

艶出し加工およびエンボス仕上げ。

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NEW COLLECTION “SCAGLIOLA BOX” 3

COLLABORATION BIANCO BIANCHI + ATELIERGK FIRENZE

Materials: Scagliola in slate (ardesia) panel, bespoke wooden box

hand-crafted in Tuscany, vegetable tanned Tuscan calfskin,

natural tanned Tuscan split suede, acid-free paper and cardboard produced in Italy.

Blind tooling.

Contact us for further information.

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NEW COLLECTION “SCAGLIOLA BOX”

新作「スカリオーラ・ボックス」について4

これも植物柄と並び、スカリオーラの伝統柄である。あまりに典型的なので、こちらも正直なところ最初は少しがっかりした。でも完成品を眺めると、貴族の邸宅を思わせる重厚感があり、再評価した。男性好みの絵柄であり、黒か紺色の革を合わせても良いと思う。宝石箱の代わりに、葉巻箱にも挑戦したい。葉巻箱は、芳香性から内部に無垢のシダーウッド、湿度計と保湿装置を内蔵し、様々な葉巻に対応できる大きさを考える必要があり、今後の課題である。私もパートナーも喫煙しないので、葉巻について知らないことが多く、詳しい人から話を聞くと勉強になる。書籍やネットでのリサーチは勿論、専門店を直接訪れて質問することもまた、小学校の夏休みの自由研究に似て、新しいプロジェクトの楽しみである。

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NEW COLLECTION “SCAGLIOLA BOX”

新作「スカリオーラ・ボックス」について3

シンプルな構造だが、綿密な計画、適材調達、試作、改良、重量調整、細部調整、そして完成まで、半年以上を費やしている。個人的には、ネオクラシックやアールデコなど幾何学的要素のある模様とシックな色調が好きで、現代の室内装飾でもミニマル嗜好が主流な気がする。一方、ビアンコ・ビアンキ社では伝統柄、とりわけカラフルな植物柄の需要が多いらしく、新しい作風への挑戦に消極的なのだが、次回は何とか重い腰を上げてもらえないかと願っている。私たち自身も含めフィレンツェの職人は、考え方が保守的で頑固な人が多く、長所でもあり短所でもあると思う。

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NEW COLLECTION “SCAGLIOLA BOX” 2

新作「スカリオーラ・ボックス」2

ビアンコ・ビアンキ+アトリエGKコラボ作品

材料:フィレンツェ製スカリオーラパネル、トスカーナ製特注木箱、

トスカーナ産仔牛革とスエード、イタリア製中性紙と厚紙、

フォームバッド、真鍮金具、真鍮パネル。

艶出し加工およびエンボス仕上げ。

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NEW COLLECTION “SCAGLIOLA BOX” 2

COLLABORATION BIANCO BIANCHI + ATELIERGK FIRENZE

Materials: Scagliola in slate (ardesia) panel, bespoke wooden box

hand-crafted in Tuscany, vegetable tanned Tuscan calfskin,

natural tanned Tuscan split suede, acid-free paper and cardboard

produced in Italy, foam pad, brass accessories, brass panel for counter weight.

Blind tooling.

Contact us for further information.

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NEW COLLECTION “SCAGLIOLA BOX”

新作「スカリオーラ・ボックス」について2

新作と言うからには、今までしたことのない新しい試みをしたい、と私は思う。そうしたら、ビアンコ・ビアンキ社から伝統的古典柄のスカリオーラパネルが出来上がってきて、正直なところ最初は少しがっかりした。でも完成品を眺めると、伝統的な模様は、やはり美しい。温故知新の境地。新しいものを作るには、まず歴史と伝統を理解することが大切だと思う。

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NEW COLLECTION “SCAGLIOLA BOX”

新作「スカリオーラ・ボックス」について1

フィレンツェのスカリオーラの老舗ビアンコ・ビアンキ社の現社長アレッサンドロ氏とは知り合って長い。従業員を抱え国際的に有名な老舗をしっかり切り盛りする責任の重さは想像に難くなく、会社経営者として、職人として、一目置いている。彼らの従来の箱作品は、全体が石で蓋にスカリオーラを施したものと、金属箱にスカリオーラパネルをはめ込んだものの2種。石と革張り木箱の組み合わせで宝石箱を作るコラボレーション構想は以前からあった。彼の家で先祖代々継承されている小箱にもそのようなものがあると聞いていた。昨年、職人展に両工房が参加したのがきっかけで、話を重ねるうち今回の新作実現に至った。

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